認定薬剤師Q&A

Q1
石川県薬剤師会の認定薬剤師は、これまでの認定薬剤師と同じですか。
Q2
(公財)日本薬剤師研修センターなど他プロバイダーが交付した研修シールは、石川県薬剤師会の認定薬剤師の申請に有効ですか。
Q3
石川県薬剤師会発行の「G08研修シール」は、(公財)日本薬剤師研修センターなど他の認証プロバイダーで認定薬剤師を申請するときに有効ですか。
Q4
学会で入手した研修シールは有効ですか。
Q5
研修単位は、年間5単位以上を維持することとなっていますが、もし5単位に達しなかった場合はどうなるのですか。
Q6
これまで(公財)日本薬剤師研修センターの認定薬剤師でしたが、石川県薬剤師会の認定薬剤師に登録変更できますか。
Q7
認定薬剤師になるメリットはありますか。

Q1

石川県薬剤師会の認定薬剤師は、これまでの認定薬剤師と同じですか。

A1

同じです。薬剤師認定制度認証機構(CPC)から認証されたプロバイダーが認定する(研修)認定薬剤師はすべて同等です。「研修認定薬剤師証」には、CPCのロゴマークが入ります。

Q2

(公財)日本薬剤師研修センターなど他プロバイダーが交付した研修シールは、石川県薬剤師会の認定薬剤師の申請に有効ですか。

A2

有効です。新規申請なら4年以内、更新申請なら3年以内の研修シールであれば、有効です。集合研修では、取得単位数の制限はありません。
自己研修のシール(単位)については、本制度発足以降(平成20年6月18日)では、本制度委員会が指定した研修カリキュラムで取得したシールのみが有効です。

Q3

石川県薬剤師会発行の「G08研修シール」は、(公財)日本薬剤師研修センターなど他の認証プロバイダーで認定薬剤師を申請するときに有効ですか。

A3

有効です。他の認証プロバイダーの研修手帳に本会の研修シールを貼ってください。
なお、単位数に制限がある場合もあります。制限は、それぞれのプロバイダーによって異なりますから、事前に調べてください。

Q4

学会で入手した研修シールは有効ですか。

A4

薬剤師認定制度認証機構CPCが認証したプロバイダーが発行した認定薬剤師制度対象の研修シールは有効です。集合研修として取り扱います。ただし、学会主催者が会場等で直接参加者に交付した研修シールに限ります。


Q5

研修単位は、年間5単位以上を維持することとなっていますが、もし5単位に達しなかった場合はどうなるのですか。

A5

残念ですが、それ以前の研修シール(単位)はすべて無効になります。
更新期間中では、次回の更新が不可能になります。もう一度新規申請のための研修を始めてください。
なお、入院や育児休暇、海外出向や留学など研修が不可能な理由で休止した期間は、年間には含めません。休止期間がある場合は、証明となる文書等を添えて申請時に申し出てください。最大1年間の休止期間を認めます。
また、新規申請では規程単位数(40単位)に達した時点で認定申請ができますので、最終年には年間5単位は適用されません。


Q6

これまで(公財)日本薬剤師研修センターの認定薬剤師でしたが、石川県薬剤師会の認定薬剤師に登録変更できますか。

A6

変更できます。変更する時期は、現在の認定証の更新日です。更新日が近づいたら、研修手帳とともに、本会の「認定薬剤師申請書(更新)」に「更新申請先変更届」を添付して申請してください。また、認定申請料を本会へ納入してください。
認定薬剤師証では、本会の認定登録番号になりますが、前プロバイダーにおける初回認定日が履歴として記録されます。

Q7

認定薬剤師になるメリットはありますか。

A7

私たち薬剤師は、薬剤師免許を使用して医療活動や販売行為をして生計を立てています。
継続的に学習・研修を行い、薬学的能力の維持・向上を図ることは、終身免許を持つ薬剤師の義務です。
生涯学習は個人的な行為ですが、そのことを公的に証明しなければならない場合があります。公的な証として「認定薬剤師制度」があります。
例えば地方自治体がホームページ等で運用する「薬局機能情報提供制度」では、各薬局の認定薬剤師の有無を公表しています。さらに2016年度調剤報酬改定で、[かかりつけ薬剤師指導料]におけるかかりつけ薬剤師の要件に「認定薬剤師であること」が定められています。メリットは大いにあります。